バビロンの意味を解説

「バビロン」という言葉を聞いたことはありますか？

普段の生活ではめったに使わない言葉なので、聞き慣れない方も多いかと思います。

 

しかし、ヒップホップやレゲエでは度々使われるので「何それ？」と思っている方もいるのではないでしょうか。

 

今回は、バビロンの意味について解説していくので是非参考にしてください。

 

バビロンの意味

バビロンという言葉は、楽曲だけではなく国の名前や聖書でも使われています。

ここからは、「国の名前」「聖書」「ヒップホップ・レゲエ」の3つに分け解説していきます。

 

バビロンの意味｜国の名前

 

バビロンとは、メソポタミアの古代都市であるバビロン帝国の首都でした。

学校で習ったという人も多いと思います。

その遺跡は2019年に世界遺産にも登録されていますよね。

 

前19世紀にバビロン第1王朝の首都になり、栄えた都市となりました。

その後宗教的にも重要な場所となったそうです。

 

しかし、歴史に興味の無い方からすると「へぇ～」となるだけですよね。

現在のイラク周辺に、バビロンという栄えた都市があったんだな～と思っていただければよいと思います！

 

バビロンの意味｜聖書

 

聖書では度々バビロンが登場します。

旧約聖書創世記では、「バベル」と記されていました。

「バベルの塔」という言葉は、聞いたことある方も多いかと思います。

 

簡単に言うと、聖書では宗教的組織の名前であったり、予言がされていたり重要な役割を持っています。

 

気になった方は調べてみると面白いかもしれません！

 

バビロンの意味｜「ヒップホップ」「レゲエ」

 

ヒップホップやレゲエで使われる「バビロン」とは主に不条理な権力を表します。

理不尽な世の中に反発するような意味合いで、楽曲では使用されますね。

最近は警察という意味合いも持っています。

 

自由な音楽であるヒップホップとレゲエは、自由を奪う力に敵対心を持つことが多いですね。

 

元々の意味であるバビロンの都市には、奴隷制度や資本主義といった強者が弱者から搾取するような仕組みがありました。現代もそのような歴史と重なることから、レゲエでは「バビロンシステム」などと呼んだりもします。

 

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました！

「バビロン」の意味は理解できたでしょうか？

 

楽曲でバビロンという言葉が出てきたら、是非言葉の背景や歴史を読み取りながら聞いてみてください。

きっとアーティスが伝えたいメッセージがよりわかると思います。